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【2025/07/08 07:43 】

 こんばんは!昨日、下関市で第4回目の『古代史シンポジウム』が開催され、わが考古学部も参加させて頂きました。

 これまで、第1回目から第3回目までのテーマは、弥生時代の日韓交流についてでしたが、今年は『弥生時代のクロスロード』と題し、日本と大陸との交流を支えた「道」に焦点があてられ、その中でも、日韓交流の中継地点となった「壱岐・対馬」の弥生時代について、地理的事項や古文書(『魏志倭人伝』)の記述、地理的状況を背景に、講演・討論会がありました。

 「壱岐・対馬」と、一括りにされがちな地域ですが、それぞれの特徴を細かく見ると、「対馬には岩場が多く、農耕に適した土地柄ではない一方、壱岐には平野があり、十分ではないが農耕可能な土地であった」などの相違点がある、とのことでした。
 また、両者の関係は、その地理的条件から「朝鮮半島に近い対馬が、原材料を輸入し、供給できる「問屋」に、日本列島(特に奴国)に近い壱岐が、製品を供給できる「デパート」であった」というユニークなご指摘もありました。
 また、「壱岐・対馬の弥生人」については、3タイプに分類される弥生人の中でも、壱岐・対馬のそれは、面長で、鼻根部が低く、高身長な「北部九州・山口タイプの弥生人(渡来系弥生人)」に分類され、大陸との関係が示唆される、とのことでした。(なお、壱岐南部からは縄文系弥生人の遺骨が発見されており、彼らが海上移動の際、日本列島の水先案内人としての役割を担っていたのではと考えられているようです。)
 
 いずれにせよ、両者とも単なる中継地点ではなく、上記のような特徴をそれぞれ持ち、小規模ながら、特定の集団(ただし統一的・国家的な存在では無い)を形成していたことが言えるようです。

、、、おっと、つい長くなってしまいました(;´∀`)

という感じで、普段、触れる機会の無い「壱岐・対馬の弥生時代」について学ぶ機会を得ることができ、考古学、ひいては古代史への興味・関心が高まりました!

(ちなみに、今回のシンポジウムの記事が9月3日(金)付けの山口新聞に掲載されておりますので、良ければそちらもご覧ください<(_ _)>)

来年も開催されるそうなので、楽しみです✨ 良ければ、皆様もご参加ください!

それでは失礼します。

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【2017/09/03 22:12 】

こんばんは!巡検チーフです。
ご報告が遅くなりましたが、8月8日~10日にかけて、京都市にて今年度の夏巡検を実施しました‼

初日は、方広寺、蓮華王院(三十三間堂)、池田屋跡、本能寺、二条城などを、2日目は、平安神宮、慈照寺(銀閣寺)、京都御苑、聚楽第跡、平安宮跡などを、3日目は、鹿苑寺(金閣寺)、龍安寺をそれぞれ訪問しました。夏巡検は、古墳・遺跡というよりも、主に史跡を中心に巡ります。とはいえ、考古学部ですので、京都市考古資料館など、いわゆる考古学部的な施設も訪問しました‼
(写真の一部をTwitterにアップしておりますので、良ければご覧ください。)

今年の巡検も、無事に3日間を過ごすことができ、それぞれが巡検を楽しんでくれたようで、チーフにとっては無上の喜びです。改めて、皆さんに感謝したいと思っています‼

次回は秋で、柳井・田布施・平生を巡検予定です。またご報告しますので、お楽しみに‼

それでは失礼します<(_ _)>
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【2017/08/21 19:26 】

先週のお話になりますが…
OB・OG会がありました‼
OB・OGの先輩方から昔の考古学部のお話を聞けただけでなく、昔部内で歌っていた歌も教えて頂き、最後はみんなで合掌しました。
大変すばらしい交流の機会になったと思います。
今後とも考古学部は活動を頑張っていきます‼

部長
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【2017/07/02 03:31 】

こんばんは! 実測チーフです‼
先週土曜日に春実測を行いました!実測活動では遺跡の測量を行います!
新入部員にとっては初めての実測活動で、皆初めての経験でドキドキが隠せない様子でした。
実測とは、工学や農学など、たくさんの分野で行われます。この経験を皆がいつか活かせる時が来たら良いなと思います。
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【2017/06/19 22:46 】

そして!初巡視後に新歓コンパを行いました‼ 部員一同、新歓コンパを楽しみました‼

 新入部員についてもっと知り、これからもっと仲良く、楽しく部活を行える!と思える素晴らし
 い時間を過ごせたと思います。

 これからも、新生考古学部の皆と部活動を有意義に行っていきたいと思います!

 以上、新歓隊長からでした‼
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【2017/05/15 00:18 】
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